応用情報技術者試験 受験日記~勉強計画編~
こんにちは、カシオ計算機でアプリ開発をしている社会人2年目の山本です。
今回は、R6年度4月に応用情報技術者試験を受験することになったので、その記録を残そうと思います。
はじめに
受験にあたっては、IT関連の内容について体系的に勉強することで業務に関係する領域についての理解を深めることを目的にしました。
受験料は、会社の資格受験料補助制度により全額負担してもらえるので、期待に応えられるよう一発合格を目指して勉強していこうと思います!
ということで、早速シラバスをもとに
受験に向けた勉強の計画を立てていきます。
参考にしたブログ:
シラバスを読んでみる
まずはシラバスを読んで、応用情報技術者試験(AP試験)がどのようなものであるのか見ていきます。
今回受験する試験で適用されるシラバスは最新のものではなく、ひとつ前のこちら(→Ver.5.2)のシラバスになるようです。更新は不定期なようなので、自分の受ける試験で適用されるシラバスがどれに当たるのか注意して確認してください。
昨年からの変更点(AP関係)
昨年度からの変更点としては、R4年度春期からの変更はシステム監査分野の試験範囲のみで、それ以前の変更としてはR4年度秋期で適用されたVer5.0で対象者像、業務と役割、期待する技術水準の表記の見直しがあっただけでR3年度秋期試験以降、試験範囲の変更はないようです。
ということで、今回受験にあたってR3秋期〜R5年度秋期試験の5回分の過去問は試験範囲等を気にせず参考にできるのではないかと思います。
試験時間・出題形式
続いて試験時間と試験形式についてみていこうと思います。
午前、午後それぞれ2時間半の長丁場。
午前試験は80問なので一問あたり1.8分の計算となり、時間的には若干余裕がありそうな設定となっているようです。
60点合格とのことなので、問題数としては48問以上で合格。
午後試験は記述式ということなので、時間と難易度は未知数です。
こちらは過去問を解きながら感覚をつかんでいこうと思います。
試験範囲
最後に試験範囲になります。まずは午前試験です。
[午前試験]
…広い。
技術的な内容の試験かと思いきや、プロジェクトマネジメントや法律、経営戦略なんかも出題されるそうです。
過去問の解答を見てみるとそれぞれの問題の分野がT,M,Sと記載されているのですが、前回試験では
テクノロジ系:50問
マネジメント系:10問
ストラテジ系:20問
の出題となっておりました。テクノロジ系満点なら合格できるようですが、
無難にマネジメントとストラテジについても勉強していこうと思います。
また、テクノロジ系のセキュリティのみ重点分野となるとの記載もあるため、おそらく問題数が多く出題されるのだろうと思います。
[午後試験]
午後試験の試験範囲としては以下の11問が大問として出題されるようです。
経営戦略 + 情報戦略 + 戦略立案・コンサルティング技法
システムアーキテクチャ
ネットワーク
データベース
組込みシステム開発
情報システム開発
プログラミング(アルゴリズム)
情報セキュリティ (必須)
プロジェクトマネジメント
サービスマネジメント
システム監査
この中から情報セキュリティのみが必須解答で、他の10問の中から4問を選択して解答するそうです。解けそうな問題を選べるので、勉強範囲を絞って勉強できる点は午前試験より勉強しやすそうです。
まずは得意そうな5分野を重点的に勉強して、2分野程度を予備に勉強していくような形で取り組もうと思います。
シラバスをふまえて
これらの内容を踏まえて、勉強方針を立てていこうと思います。
補足ですが勉強計画は試験日の2ヶ月前に立てています。
勉強方針:
今回、教材とするのは以前挑戦しようとした時に買ったR4年度秋期向けの教科書を使用して勉強していこうと思います。
まずは一度過去問を見て、どんなものかを確認する。
最初の半月はは午前を意識して教材で全般的に勉強する。
3月末辺りに過去問を解いて、習得状況を確認する。この時点で午前試験が60%以上を超えて入れば及第点だと思います。
4月に入ったら午後試験を意識して、過去問を解く回数を上げて勉強していきます。
さいごに
今回は応用情報技術者試験を受けるにあたっての勉強方針を立てていきました。まずは一度過去問を確認することから初めていこうと思います。
社会人になってから初めての試験勉強になるので、業務との兼ね合いが不安ではありますが、限られた時間でできる限り努力していけたらと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
カシオのソフトウェア職に興味のある方は、下記HPをご覧ください。