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カシオの電卓は今年で60周年を迎えます!

こんにちは、カシオ広報部の奥田です。

カシオの電卓は、今年で60年という節目を迎えます。

突然ですが、皆さんはカシオ初の電卓をご存じですか?
「カシオミニ」や「カード型電卓」などを思い浮かべる方も、いるかもしれませんね。

カシオミニ
カード型電卓「SL-800」

正解は・・・
「001」という商品で、カシオ初の電子式卓上計算機(電卓)として1965年に発売されました。
計算機を駆動させる仕組みにおいて、これまで注力してきたリレー式から電子式に舵を切るきっかけとなった商品でもあります。そんな電子時代のゼロ地点から再スタートをするというカシオの決意と、加減算の速度が0.01秒と速かったことが、「001」という商品名に込められています。

カシオ初の電子式卓上計算機(電卓)「001」

ちなみに、リレー式とは電磁石のリレーにある値以上の電流を流して生まれる電磁吸引力により接点機構を作動させることで計算を行う仕組みです。カシオの第一号目製品である小型純電気式計算機「14-A」などで採用されました。
一方の「001」で導入した電子式は、電子回路において信号を増幅またはスイッチングができる半導体素子「トランジスタ」によって計算を行う仕組みで、現在の電卓でも使われています。

電卓の仕組みについては、こちらのページで分かりやすく紹介しているので、ぜひご覧ください。

60周年を迎える今年、カシオでは電卓で様々な取り組みを予定していて、その皮切りとなる新製品が1月30日に発売されます。世界初のパーソナル電卓ともいわれる「カシオミニ」も少し関連している新製品なんだとか・・デザイナーに新製品の特長や開発秘話を聞いたので、ぜひカシオHPで記事をチェックしてみてください!

【関連リンク】
デザイナーインタビュー:60周年を迎えるカシオの電卓からこれまでのノウハウを集結させた新製品が登場


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