カシオが森を所有している理由とは?
こんにちは、カシオのサステナビリティ広報を担当している長合(ちょうあい)です。
今回は皆さんに、カシオのサステナビリティの取り組みの1つである「CASIOの森」の活動についてご紹介します。
なぜカシオが森を?
「CASIOの森」と聞いてどんなことを思い浮かべますか。
時計や電卓などをつくる会社が森を所有しているの?と不思議に思った方も多いのではないでしょうか?
実は、カシオは東京都水道局が管理する水道水源林のうち、2.46ヘクタールを「CASIOの森」と名付けて、環境を維持するための活動を行っているんです!
従業員やその家族、OBのボランティアを募り、森林環境を維持するための地拵え(じごしらえ)、植栽、間伐、育苗に加え、森林で発生する病虫を食べてくれる野鳥のための巣箱づくりなども行っています。
きっかけは社員に環境課題を自分ゴトとして受け止めてほしいという想いから
2010年頃、サステナビリティ担当者は「地球の未来を守るために私たちに何ができるだろうか」と考えていました。そんななか、まずは、社員全員に環境課題を自分ゴトとして受け止めてもらう必要があるのではないかと考え、企業による森の保全活動を思いつきました。
実現するまでにはこんな苦労も
しかし、森林保全のノウハウが無く、何から始めたら良いのか・・・。悩んだ担当者は、社外の森林保全活動団体に所属し勉強会に参加したり、遠方のイベントに参加して森林保全の現場作業の経験を積み、徐々に知識を深めました。蓄えたノウハウを元に会社に提案し、やっと実現に結び付きました。着想から8年。2018年より「CASIOの森」の活動を始めました。
ただのボランティア活動ではない
この活動に参加することで、自然に触れ、体験することができます。実体験を通じて、環境保全におけるニーズを自分ゴト化し、カシオの技術や知識を活用し事業での貢献につなげるにはどうしたらよいのかを各々が考えるきっかけになることを目指しています。
また、この活動を通じて、違う組織の人たちと接点を持てることもメリットです。
「CASIOの森」のTシャツの制作エピソードは、異なる組織の人々との交流から生まれた活動の一例です。当時サステナビリティ担当者は、活動時に着用できるTシャツがあればいいな・・と考えていました。
そこで「CASIOの森」の活動に参加してくれたデザイン開発の人に相談したところ、ぜひやりましょう!という話になり制作がスタート。Tシャツのロゴには、「CASIOの森」の活動内容や貢献しているSDGsがさまざまなモチーフとして描かれており、この活動を、より多くの社内外の方に、身近に感じていただきたいという想いが込められています。
このような形で、社員同士のコミュニティが広がる良い機会となっています。
「CASIOの森」の体験レポートは下記よりご確認いただけます。
森といえば・・・
「CASIOの森」についてご紹介しました。
森つながりで・・・「森」と相談しながらつくっている「ジブリパーク」に新エリアがオープンしましたね。
カシオは、「ジブリーパーク」の開園以来、オフィシャルパートナーとして参画しています。
新エリアに私が実際に行った際のレポートをカシオ公式ページで掲載していますので、ぜひご覧ください。注目スポットなどを紹介しています!
・カシオ計算機はジブリパークを応援しています。
~オフィシャルパートナーとして応援しているジブリパークを紹介します #3~