カシオの「オモシロ時計」物語 Vol.5:女性向け耐衝撃ウオッチの第一歩“BABY-G” 「DW-520」
カシオの時計事業50周年を記念して、特にエポックメイキングだった腕時計を振り返る本連載。
今回は2024年に誕生30周年を迎える”BABY-G”の誕生についてご紹介します!
”G-SHOCK”の兄妹ブランドとして誕生した人気者は、トレンドやカルチャーを常に取り入れてきました。
小ぶりでポップな G-SHOCKの妹
今から遡ること30年前の1994年。
BABY-Gは、G-SHOCKの兄妹ブランドとして企画されました。
G-SHOCKの耐衝撃性やタフネス感を受け継ぎながら小ぶりなケースとポップなカラーを実現したレディースウオッチ「DW-520」はその記念すべき1号機です。
当時、女性に人気の高かったサーフファッションをモチーフに鮮やかなツートーンカラーや、ハーフスケルトンなどのバリエーションをラインナップ。一挙に9モデルを発売するデビューでした。
“Tough & Cute”をコンセプトに開発された「DW-520」は、ファッショナブルなカラーリングに加えて外付けのプロテクターは色違いが3本同梱されていました。その日のファッションや気分に合わせてアクセントになるバンパーを付け替えられるという楽しみもあったのです!
こうしたアクセサリーのように着ける楽しみを備えた「DW-520」は、10代後半の女性を中心に人気を集め、デジタルウオッチが女性のファッションに採り入れられる契機になりました。
”Tough & Cool”でガールフレンドブランドへ
BABY-Gは「DW-520」を皮切りに機能の進化を図りながら、アナログウオッチやメタルウオッチなどバリエーションを拡大。さらにバンドやケースの着せ替えを可能にするなど新しい手法を採り入れ、着実に成長し続けます。
そして、誕生から20周年を迎えた2014年には、20代・30代の女性の支持をより多く集められるよう、新たに“G-SHOCK”のガールフレンドブランドと位置づけ、“Tough & Cool”という新コンセプトで展開を開始。このときに従来の“Baby-G”表記から全て大文字の“BABY-G”表記に改め、ロゴも刷新しています。
30周年を迎えた2024年、「BABY-G+PLUS」がデビュー!
時代とともに進化し続け、一大ブランドへと成長したBABY-Gですが2024年に誕生30周年を迎えます。
そんなアニバーサリーイヤーに新シリーズ「BABY-B+PLUS(ベイビージープラス)」が加わることに!
いつの時代も新たなトレンドやカルチャーを取り入れ、ファッションアイテムとしても着ける楽しみをもたらすBABY-G。これからも目が離せない存在であり続けること、間違いありません!
「BABY-G+PLUS」について詳しくは、ぜひこちらをご覧ください。特徴や楽しみ方などを開発者へのインタビューで紹介しています。
・開発ストーリー Z世代が買いたいと思って貰える時計を
https://www.casio.co.jp/topics/article/2024/K-028/
・プレスリリース 「腕時計とチャームの2WAYで楽しめる“BABY-G”」
https://www.casio.co.jp/release/2024/0423-bgd-10k/