「カシオ教育研究所」WEBサイト公開中!注目ポイントを聞きました
これからの学びの現場を活性化するために、学びに関わる人の間を繋ぎ、ツールとサービスを用いて「学び」を支援する「カシオ教育研究所」WEBサイトが公開中です。
WEBサイトの効果的な歩き方を「カシオ教育研究所」所長の伊藤 康弘さんに聞きました。
「カシオ教育研究所」とは?
当社の教育事業において、関数電卓・電子辞書に加えて学習アプリ「ClassPad.net」を展開し、より教育関係者に関わる活動が増えたことを受け、教育現場の支援を強化する為に2023年5月に再設立した社内組織で、教育カリキュラムと連動したツールとサービスの支援、学力向上を実現するパイロットプロジェクトへの参画や教員向けトレーニングなどの活動をしています。
国内向け:https://edu.casio.com/jp/casio-institute/
海外向け:https://edu.casio.com/intl/casio-institute/
ー目玉となるコンテンツを教えてください
伊藤:「カシオ教育研究所」サイトの活動内容の中には、国内での活動はもちろん、海外での事例も多く公開されているので、紹介しているコンテンツを日々の授業やカリキュラムのヒントにしていただけたら嬉しいです。
実は、国内向けと海外向けサイトでは掲載している活動事例が異なるので、それぞれ交互にご覧いただいても新たな気づきがあるかもしれません。
当社の教育事業のステイトメントは、「Boost Your Curiosity」(「学び」の支援を行い、あなたの学びへの「好奇心」を高めます)であり、ビジョンとして、私たちは「誰もが、学ぶことが面白いと思える世界」を目指しています。
観念的になりますが、“やっぱり学ぶことは面白い!”ということを生徒さんに気づかせたいのです。学ぶことにあまり興味がない生徒さんもいらっしゃるかと思いますが、何かのきっかけで学ぶ喜びを感じていただけたらいいなと。それが当社の商品を使うことで実現してくれたら、よりいいなと思っています。
ーサイトの今後の計画を教えてください。
伊藤:現在推進中のEdu-Port ニッポン応援プロジェクトについて、国ごとの現状について紹介するコンテンツもまとめたいと考えています。また、各国のカシオが展開する海外でのGAKUHAN活動の情報についても充実させていきたいです。
また、近年の学習で重要性が増している「探求型学習」にフォーカスした「探究型学習における関数電卓の有用性」というテーマについも提案できればいいなと思っています。実は関数電卓は、単純に計算を肩代わりするだけではなく、探究型学習の様々な学習プロセスで活用できます。
関数電卓は、一つの問題に対して全てのプロセスで活用できるわけではありませんが、「こういう問題だったらこういうこと」「こういう問題だったらこれとこれについて役立つ」といった形で活用できます。
その具体的な活用方法を、関数電卓を使った教材例と共に紹介したいと思っています。
本サイトのコンテンツは、研究論文のような学術的なコンテンツとは少し毛色が異なるかと思いますが、あまり堅くならずに気軽に訪れて欲しいです。今後も拡充していく予定なので、ぜひ興味のある題材を見つけていただけると嬉しいです。
■教育現場に役立つことを少しずつ カシオ教育研究所WEBサイト公開中! 担当者にインタビュー
当社が進める教育事業への思いと、「カシオ教育研究所」とは何か、WEBサイト開設について、担当者にインタビューしました。ぜひ、ご覧ください。