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サステナ担当みぃがゆく!「サステナ経営検定2級」を受けてみた!

こんにちは!カシオでサステナ活動に取り組むみぃです。
毎日うだるような暑さが続いていますね。みぃは熱中症対策として、「水分・梅・塩分タブレット」を常備する毎日です。

さて、前回「サステナ経営検定3級」の受験についてお届けしましたが、今回「サステナ経営検定2級」にもチャレンジしましたので、その記録をお届けします!
受験しようか迷っている人の参考になれば嬉しいです😊


サステナ経営検定2級とは❔

サステナ経営検定2級とは、3級で学んだサステナビリティに関する基礎知識(SDGsの成り立ちや、人権問題、気候変動、企業に求められる役割)などについてさらに知識を深めていき、それらをどう自社の経営に取り込んでいくのか、を学んでいく資格です。

【サステナ経営試験2級 概要】
実施回数:年2回
試験時間:100分
出題形式・出題数:選択式25問(各1点)+記述式(400字以内)2問(各10点)
合格基準:正答率80%以上(45点満点中36点以上)
※3級同様、自宅でオンライン受験

3級と大きく異なるのが、記述式の問題がありその配点が大きいということです。
では、記述式の対策さえばっちりしておけば良いのかというとそうではなく、選択式も記述式もバランスよく80%の正答率を目指さなければ合格にはなりません。
正直受験するか迷いましたが、自分自身の目標として「1年前の自分と比較した時に何かしら成長できている自分でありたい」と常に思っています。「資格取得」はその分かりやすい指標でもあるため、今回「えいやっ!」で受験を決めました。

勉強方法📚

勉強方法については、記述式以外は基本的に3級と同じです。
①   まずは前回の選択式過去問に挑戦(試験の傾向を把握)
②   ①を頭に入れながらテキスト1回目を読む
③   2回前の選択式過去問に挑戦
④   ①③を頭に入れながらテキスト2回目を読む
⑤   試験1~2週間前から記述式対策 
※記述式対策は試験の直前に集中して実施。過去問を解きながら400字を何分で仕上げられるか確認。

しかし、そこはやはり2級。3級ではあまり苦労しなかったことが起こりました。まず①の選択式過去問を解いた際ですが、3級は最初でも60%の正答率だったのですが、2級ではなんと40%…非常に先が思いやられるスタートとなりました。
 
※2024年8月現在、過去問の入手は一部有料となったようです。
https://csr-kentei.alterna.co.jp/news/4018/

勉強で苦労したこと🖋️

1. テキストのサイズが大きすぎる
まず、何をとっても「テキストのサイズが大きすぎる!」です。トップの写真をご覧ください。あんなに小さくて可愛かった3級のテキストが、2級でこんなに大きくなってしまいました!
なので、3級の時は比較的通勤時間に読んでいたのですが、さすがに満員電車でこの本は広げられず、休日を使って読み進めることにしました。

2.テキストが進まない
前回のnoteに書いたのですが、3級のテキストは読み物として読みやすかったのですが、2級のテキストは読めども読めども進みません…。
内容がぐっと専門的になっているというのもあると思いますが、一度現実逃避がてら1ページあたりの文字数を数えてみました。そうしたところ、全体で2級は3級の約2倍のテキスト量でした。ひぃー、どうりで進まないはずです。

平日は仕事で疲れて全く頭に入らなかったので、やむを得ず土日の午前中、美味しい物を食べにいくというニンジンをぶらさげて、2~3時間程度勉強することにしました。私は受験を決めたのが2ヶ月くらい前だったのでそこから勉強を始めたのですが、前述の通りテキストを読むのが進まず、2回目をじっくりと読む時間はあまりありませんでした。

休日にぶら下げられたニンジンたち🥕ごちそうさまでした!

受験当日の悲劇😱

受験当日、オンラインでの受験方法は前回習得していたので、ある意味前回よりリラックスして試験にのぞめました。しかし開始直後、みぃを悲劇が襲います。
開始早々、最後の記述式問題がどのような問題か先に確認したかったので、早速見てみました。これまで記述式問題は、2問のうち1問(ないし2問)は過去問から出題される傾向にあったので、それを確認するためです。
しかし見た瞬間、本来であれば全集中しなければならない呼吸が停止しました。なんと、2問とも全く新しい問題だったのです!
 
「オーマイガーッ!(OMG)あんなに勉強したところが1つも出てない!!😱」
 
もう、これまでの努力は何だったのか、悲しくて悔しくて完全に戦意喪失。でも時間もないので先に進まなければ!と思い選択式の問題に取り掛かりましたが、問題文が全く頭に入ってきません。
2級の選択式の問題は、「正しいものをすべて選べ」という問題も多く、気を抜くとすぐ1問を失ってしまうことは、過去問から経験していました。そのため、一度完全に解くのをやめて、瞳を閉じました。その時受験カメラに写っていた私は、試験冒頭からただの居眠りしている人物だったに違いありません。
 …..どれくらいの時間が経ったでしょうか。深呼吸しながら、もういっその事今回は諦めようかと思った時、あの先生の声が聞こえてきました。

先生:「あきらめたらそこで試合終了ですよ🏀」
みぃ:「・・・安西先生!!」(分かる人には分かる🏀)
 
世界中の人々を奮い立たせるこの言葉、私もご多分に漏れずいつも励まされるその一人です。先生のおかげで、何とか気を取り直して試験にのぞむことができました。しかし記述式問題に入った時はもう40分を切っており、試験が終了した後も、手ごたえは全くありませんでした。

結果報告!💮

あまりの手ごたえのなさに、珍しく翌日まで落ち込んでしまったみぃ。でも同じ部署の先輩が、「合格することじゃなくて、テキストを勉強することに意味があるんだよ。」と声をかけてくれて、一気に復活!
そうして、また日々の業務で忘れかけていた頃合格の吉報が届き、今年一番のキセキに胸が躍りました。

みぃが考えたポイント💡

今回、試験の結果が返ってきてびっくりしたことがありました。
記述式の問題がなんと満点だったのです。公開された模範解答とは異なる観点から解答をしていたので、そのことがより自身を不安にさせていたのですが、それでも点数が取れたので、これが良かったのかな?と思ったみぃなりのポイントをまとめます。
 
◎2問とも380文字以上埋めたこと
◎思い出せるかぎりテキストにあったサステナビリティ用語を使ったこと
◎テキストを勉強する時に、常に自社に照らし合わせて考えていたのでそれが役に立ったこと

 
ちなみに解答入力欄では、カンニング防止によりコピー(カット)&ペースト機能による入力のやり直しができないため、入力前に文章構成をしっかり考えてから解答しました。

感想👧

サステナ経営検定2級は、企業のCSR部門の方はもちろんですが、すでにリーダー職についている方やこれからリーダー職を目指す人にとっても、自社のサステナブルな戦略を自部門のメンバーにどう落とし込んでいくか?また、どういった観点で取り組みを実施する必要があるのか?といった所を学ぶことができるので、知っておいて損はない内容だと思いました。

サステナ担当2年目のみぃの個人的な感想としては、今回3級→2級と勉強していく中で、同じ部署の先輩方が長年苦労しながら取り組んでいる業務について、体系的に理解できたことが一番よかったです。改めて、先輩方をリスペクトです✨

あとがき🌱

今回テキストで学んだ内容で、「企業のサステナ担当としての役割」という項目がありました。その役割の一つに「従業員参加型の社会貢献プログラムの提供」という役割があります。これは、従業員が会社の外へ出て、様々な角度から物事を考えるきっかけ作りをする目的があります。

みぃは、自身の担当業務の中でも、会社の他の部署の人ともたくさん知り合いになることができる、この業務を楽しみにしています😊
カシオでも、社会貢献プログラムの一つとして、従業員が自社の歴史や製品について理解を深めながら、子ども達にモノづくりの楽しさを伝えていく活動を実施していますので、よろしければご覧ください!


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