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業界の掟破りをあえてした「OCEANUS」

祖業である電子計算機で培った技術を投入して、時計事業に参入したことから長らくデジタルウオッチがメインだったカシオ。
しかし2004年。アナログウオッチ(針表示)の新たな可能性を追求し、
「OCEANUS(オシアナス)」
を発売しました。
今年は、カシオのアナログウオッチの代表ブランドに育ったOCEANUSが20周年を迎える節目にあたります!
今回は、OCEANUSの変遷を簡単に振り返りたいと思います。


アナログウオッチでも唯一無二を目指す

1974年に、腕時計業界へ参入したカシオ。
以降、デジタルウオッチを中心に最先端の技術を搭載したモデルを数多く開発してきました。

デジタルウオッチの分野で確固たるポジションを築いてきたカシオですが、さらなる時計事業の成長に向けてアナログウオッチ分野にも注力していくことになります。

アナログウオッチ市場攻略の鍵となったのは、2001年発売のソーラー電波ウオッチから培ってきた技術を発展させ、ビジネスシーンにもマッチするエレガントなフルメタルモデルの実現でした。

メタル素材には、自動で正確な時刻に調整するための電波受信を遮断する性質がありましたが、試行錯誤の末に自ら設けた高い電波受信基準をクリア! そこに得意とする多機能を融合させたのが2004年発売の「OCEANUS」です。

ブランド名の由来は、海の神(オケアノス)に由来。波をモチーフにしたブランドロゴは柔らかな曲線と鋭利なラインで優雅さと先進性を表現しています。

新たなエレガンスを追求したプレミアムラインも

カシオを代表する新たな時計ブランドとしての地位を担うべく登場したOCEANUS1号機も、実は世界初の機能を備えていました。

ケース素材は軽くて肌に優しい純チタンを採用。機能面においては電波受信と光による発電を合わせ持つ電波ソーラー技術に加えてワールドタイムを搭載。さらに他社のフルメタル電波時計にはなかったクロノグラフを世界初で搭載していたんです!

また、機械式のクロノグラフとは異なるクオーツならではの運針も大きな特徴でした。従来の機械式クロノグラフはセンター針(ダイアル中央の針のこと。3針モデルの場合は時針・分針・秒針となります)がクロノ秒針というのがお決まりでしたが、OCEANUSはセンター針に時計の秒針とクロノ秒針の両方の機能を持たせたのです!

視認性を重視し、クオーツ時計だからこそ実現できる針の動き。新たなアナログウオッチを創造するという開発者の情熱がOCEANUSに唯一無二の個性をもたらしました

その後もさらなる機能性やデザイン面での進化の進化を重ね、2007年には”スリム&エレガンス”を追求したプレミアムラインとなる「OCEANUS Manta(オシアナス マンタ)」がラインナップに加わりました。

海の帝王と呼ばれる世界最大のエイ「マンタ」が大海原を優雅に泳ぐ姿をイメージしてネーミングされました。1号機となる「OCW-S1000J」は、クロノグラフ 機能付きのソーラー電波ウオッチにて当時の世界最薄となる製品厚 10.2 ㎜(最薄部9.43㎜)を実現しました。

OCEANUS Manta初の3針モデルが登場!

アナログウオッチにおいてもカシオならではの独自性と時計品質の進化を
果たしてきたOCEANUS。

ブランド誕生20周年の新作の第一弾として、プレミアムラインである
OCEANUS Manta初の3針モデルが登場します!

モデルに関して、こだわったポイントや開発エピソードをインタビュー形式でカシオ公式サイトにて紹介していますので、ぜひご覧ください。

・“OCEANUS Manta”初の3針モデル!「OCW-S400」開発者インタビュー


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