アナログウオッチの大海原を航海する「OCEANUS」の20年
2004年に、針表示の新たな可能性を追求し時計界の大海原とも言える
アナログウオッチの世界へ船出したカシオの「OCEANUS(オシアナス)」。
それから20年にわたり、進化という航海を続けてきた「OCEANUS」の足跡を今回はご紹介します。
20周年へいたる道のりで積み重ねた進化
2024年に、ブランド誕生から20周年を迎えるOCEANUS。
デジタルウオッチ分野で数々の最先端機能を搭載し、確固たるポジションを確立したカシオはアナログウオッチでも唯一無二の存在を目指します。
それを具現化すべく誕生したのが、OCEANUSです。
ビジネスシーンにもマッチする鋭利さと優雅さを兼ね備えるデザインにチタンを採用したOCEANUS第一号機「OCW-500」は、電波受信と光による発電を合わせ持つ電波ソーラー技術に加えてワールドタイムを搭載。
さらに、他社のフルメタル電波時計にはなかったクロノグラフを世界初で搭載するなどカシオの腕時計らしいデビューでした。
2006年には、6つの針を操って海外時刻表示やストップウオッチ計測、潮汐表示などを行う最先端の多針モジュールに加えて、世界5局の電波受信機能とソーラー駆動システムなどを搭載した「OCW-M700」が登場。
球面サファイアガラスや観音開きバックルなどを採用し、高品位なスタイルに仕上げるなどOCEANUSの最上位モデルにふさわしい高い完成度を誇りました。
そして、ここからOCEANUSは、アナログウオッチとしてさらなる高みを目指していきます。
画期的な方法でユーザビリティをアップ!
多彩な機能や洗練された外装を実現するOCEANUSが次に取り組んだのは、ユーザビリティ=使い心地の向上でした。
2010年に発売した「OCW-T1000」は、文字板中央の時針・分針・秒針を連結させずに、それぞれを別のモーターで独立駆動させるシステム“スマートアクセス”を採用。
このため、ストップウオッチのリセットや時刻表示の切り替えの際にそれぞれの針が干渉することなく素早く動くので、スムーズな使い心地を実現したのです。
機能性とデザイン性を追求したOCEANUSの航海は続く
アナログウオッチの常識を変える挑戦は続きます。
2017年発売の「OCW-G2000C」では、世界中どこにいても常に正しい時を刻み続けることを追求し、標準電波とGPS電波の受信に、スマートフォンを介したタイムサーバー接続を加えた最新モジュール「Connectedエンジン 3-way」を搭載しました。デザイン面でも、陶磁器の「釉溜まり(ゆうだまり)」をコンセプトに独創的な美しさを実現しました。
そして、20周年を迎えた2024年。記念限定モデルが発売されることに!
また、OCEANUSをはじめとするカシオ時計50年の軌跡をまとめた記事を企業サイトで掲載していますので、ぜひご覧ください。