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デフコミュニケーションを知るワークショップを社内開催

こんにちは! カシオnote編集部です。
早速ですが、皆さんはタイトルにある「デフコミュニケーション」という言葉をご存じでしょうか?

「デフコミュニケーション」とは、英語で「deaf(聞こえない人、聞こえにくい人)」という意味をさし、聴覚にハンディキャップを持つ方とのコミュニケーションを表す言葉です。

カシオでは、1月22日に開発拠点の羽村技術センター、26日に本社で「デフコミュニケーション」について学ぶ社内向けワークショップを行いました。

このワークショップが開催されたのは、聴覚にハンディキャップのある社員が、日々の業務で周囲の社員とのコミュニケーションに、疑問を感じたことがきっかけでした。
・どうすれば、聞こえる人へ聞こえない人の状況、立場、気持ちを伝えられるか。
・どうすれば、聞こえる人が「デフコミュニケーション」の理解を深められるか。
・もっと社内のコミュニケーションを活発にしていくためには、どうしたら良いか。

このような社員の思いから、聞こえない人の日常を体験してもらい、理解を深めるべく、ワークショップを開催しました。

デフコミュニケーション・ワークショップの様子

ジェスチャーで自己紹介
参加者同士で、口パクやジェスチャーを使って自分の趣味を伝えました。
どういうジェスチャーをしたら、周囲に伝わるか。参加者は奮闘!

ジェスチャー伝言ゲーム
出題者が食べ物やことわざなど、お題の書かれたカードを引き、ジェスチャーで表現。
回答者は答えをフリップで書きます。食べ物そのものやことわざのような短文をどう表現するか。出題者は試行錯誤しながら伝えました。

シーン別会話
聴覚にハンディキャップがある場合、コンビニやカフェなどでどうやって買い物や注文を行うのか。店員役と来客役に分かれ、体験をしてみました。来客役の人はヘッドフォンで大音量の音楽を流し、周囲の音や声が聞こえない中で、身振りや手振りを駆使して要望を伝えます。店員役も身振りや表情を駆使して、来客役の要望を聞き取りました。

参加者からは「聴覚にハンディキャップのある方とも積極的に話そう!と考えが変わった」「コミュニケーションの多様さを学ぶことが出来た」「顔の表情、表現は聞こえる人にとっても大事だと再認識した」といったコミュニケーションの取り方や表現方法、伝えようとする気持ちなど、さまざまな気づきや感想が出されました。

このワークショップを企画した社員に、経緯や思いについて話を聞いた模様をカシオHPにて紹介していますので、ぜひご覧ください。

・聴覚障がいの社員とアイディア支援活動「EGGs」が生んだデフコミュニケーション・ワークショップ


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